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臍(へそ)の炎症:臍炎 知ってます?

臍炎とは。

おへそ イラスト

簡単に言うと、お臍(へそ)の炎症です。

成長と共に消失する尿膜管が残っていて、尿膜管遺残症と言われるケースも5%ほどあります。

お臍の炎症ですから、誰にでもなりえる病気と言えます。しかし、今までかかったことが無かったので、「なんだろう?」状態でした。


発端

腹痛 イラスト

初日(11/19):腹痛がまず来ました。

今思えば下痢などの腹痛とは異なり、腹筋だけの筋肉痛のような痛みでした。

下の物をとろうとかがんだり、咳ばらいをするだけでジンジン痛みが。

この時点で臍炎とは気づかず。

2日目:ふと臍に手が当たった時に膿が出ているのに気づき、病院へ行くことを決める。


個人病院で診察。

診察室 イラスト

3日目(11/21):結構な痛みを抱えたまま、個人病院へ。

この時点で腹筋に力が入ると激痛有り。

臍炎なのは分かったようですが、軽症と思ったのかエコー検査や血液検査も無し。

抗生物質しか出してくれませんでした。

それで治ればもちろん文句は無いですが、その後思った通り、悪化しました。


痛みで寝返りが出来ない

お腹が痛くて動けない イラスト

4日目深夜1時(11/23)お家でですが、まさにこんな感じでした。

ベッドから起き上がるにも支えが無いと無理だし、一人だとベッドから立つだけで1分はかかってました。

立っても、普通に歩けない。特に夜に痛みがひどくなりました。腫れも固くなってきて悪化。

結局、奥さんを起こし、奥さんの運転する車で救急夜間病院へ行きました。


救急病院で

救急車 イラスト

4日目深夜2時くらい:夜中2時のいきなりの受診でしたが、きちんと血液検査で炎症や感染反応がどれくらいか診てくれましたし、エコー検査も。

念のためのCT検査は本人希望を確認した上で、してもらいました。

やっぱり安心感が違いますね。

最後にDrが「症状がひどくなったら予約日まで我慢しないで、受診していいですからね。」

この一言は、かなり安心できました。

抗生物質を変更して処方してくれました。

その時のCT画像

CT画像 自分のお腹
その時のCT画像 自分のお腹
拡大したCT画像
拡大

炎症部が白く写っています。

筋膜よりさらに奥まで白くなっていることが分かります。

 

当時、相当炎症がヒドかったのがCT画像からも分かりますね。



丸二日様子見。その翌日、受診(予約)

へそ部 赤い所が固くなっている イラスト

6日目:受診の朝。

固い部分(イラスト赤部分)はありますが、やっと痛みは軽快してきました。

腹筋にも力が入るようになりトイレに入っていたら、にゅるっと変な感じ。臍を見ると、膿がダラダラと出てきてました。

「おぉ悪いものが出ている!」と思い、時折拭いては流れるのを待つ。結構出ました。3ccは出たと思います。

これで完治出来る!と思い喜んで外科の受診へ。しかし、エコー検査で

先生:「まだ膿が残ってますねぇ」

私 :「えっ!」どうすんのかな・・・

先生:「切開しましょう」

私 :「マジッすか・・・」

局所麻酔の注射を打って、チョキチョキ。お肉を切っている感じが伝わってきます・・・

怖いので見れません。


6日目 1回目の切開後

術後 ガーゼ

術後、お臍に詰まっていたガーゼです。時折方向を変えたりしていたので、全体に膿が付いています。

写真はグロ注意と言うことで小さくしています。


石鹸で洗っていいとの事なので、今から洗って来ようと思います。(怖い)

抗生物質の軟膏(ゲンタマイシン)を出してくれていますので、お風呂の後に塗ろうと思います。


臍炎とは

誰にでもなる病気で、油断出来ない病気。酷くなると腹膜炎などを併発します。

お臍から膿が出ているなら、早く受診したほうが軽症で済みます。

早期発見・早期治療。

「臍から膿」は、早期受診を。

 

誰かから「おヘソからの膿」の相談されたら、受診を勧めましょう。

特に、筋肉痛(腹筋)を伴う場合はかなり病巣が深いことが予測され、尿膜管遺残症の可能性(約5%)があります。

しつこいですが、必ず受診しましょう。できれば大きい病院が良いです。

 

臍炎から、尿膜管遺残症が見つかったケースをお伝えしました。

 

閲覧ありがとうございました。



追記 治療継続中

11/25 切開した穴がふさがってきたので、2回目の切開。麻酔なしでチョキ。心の中で「ギャー」と叫んでました。

 

11/29 病院受診時に、尿膜管遺残症だね。との事。

尿膜管:胎児から成長するにつれ通常は消失する器官ですが、大人になっても残った尿膜管付近で炎症が繰り返されることがある。

まさにそれだそうです。

現在、へそ近くに切開した穴から膿が出続けています。抗生物質が効いているので良い事なのですが、この膿を取り切らないと尿膜管を切除する手術が出来ない(切除部が広範囲になってしまう為)との事。

まだ手術は確定していませんが、気分はかなり憂鬱です・・・

 

12/2(発症から約12日)

CT画像により、臍の奥にのう胞(膿の溜まった袋)があると先生から説明あり。

結局、局所麻酔下でドレーン(ストローのようなもの)を2~3cmほど挿入し留置

まだ動くとチクチクします。

へそ部分に開放型ドレーン留置中

参考にですが、こんな感じです。

まさにストローですね。

閲覧注意なので、写真は拡大できないようにしています。

 

12/14(発症から約1か月)いまだに開放型のドレーンを留置したまま。痛みはあまりなし。たまに37度台の熱が出たりします。

菌の培養で良くない菌(シュードモナスに近い菌らしい。)が出てきたとの事で、バクタ配合錠と言う強めの薬で治療中・・・

 

*病院の方針で禁煙しないと手術できないそうです。先生に言われた翌日から禁煙(1日5本程度だったアイコスを中止。)していますが、最近、頭痛がひどく帰宅して夕飯を少し食べたら、すぐ寝ちゃってます。ブログもほぼ放置してしまっている・・

 

これって抑うつ状態ってやつですかね?

いつまで続くのやら・・・

おへそから出てきた粘土状の老廃物

12/30(約1か月半)

おへその傷が久しぶりにズキズキするなぁと思ったら、粘土っぽい塊がボロッと出てきました。

匂いがかなりあって、たぶん膿の塊(?)じゃないかなと思います。

その後、へそから出る液の臭いが和らぎました。恐らく良い事なんでしょうね。


再追記(術前の準備。CT撮影・診察など)

1月中旬(発症後2か月):切開した傷口も塞がり、お臍の奥から漿液性(透明に近い液)がちょっと出るくらいまで改善。造影剤を使ってCT撮影。

初めての造影剤でしたが、打った瞬間まず首から頭の中、顔全体にお湯がめぐるような感覚。次に背中から下肢に同じ感じ。2分もしない内に症状は消えました。吐き気やめまいなどもなくて良かったです。貴重な体験をしました。人によっては、おもらしをしたような感覚になる人もいるようです。

 

撮影した画像を放射線専門の方が読影したところ、やはり尿膜管遺残あり。手術決定!・・・

 

2月中旬:腹腔鏡にて施術予定。心情的には、まな板の上の鯉みたいで怖いです・・・

また追って記載しようと思います。

あぁ手術日が迫ってきた・・・

入院準備
入院準備

100円均一などで揃えた入院に持参するもの。

後は、下着・タオル・履物。

急に入院になった人とか、そろえるの大変だろうな。

 

無事に退院できましたら、術後の追記しますね。

しばらく留守にします。ごきげんよう~。



術後 報告

腹腔鏡手術での穴の場所 3ヵ所のイラスト

私は、腹腔鏡で対応できるケース(手術時間2時間)で本当に良かったです。

入院から退院まで、2泊3日のスピード手術でした。

術後、イラストの3ヵ所に1~4cmほどの傷が出来ました。

現在、術後翌日。動くと重い痛みが有ります。完治までは少しかかりそうです。

 

今回の手術で今後、臍炎が再発することは無いでしょう。

手術・入院に関わった方達に本当に感謝です。

 

*今回、あくまでも自分のケースでの報告です。

*症状の重症度やその他の条件の違いで、手術・入院内容が異なる可能性があります。

ご了承ください。

 

ひとまず尿膜管遺残症の手術も終わりましたので、「臍炎について」はここまでにします。

皆さん、閲覧ありがとうございました。

術後報告日(2020/02/13 20:50)

3日後の傷の状態

へそ 右上の傷 1.5cm

へそ 右上の傷 1.5cm

へそ 右の傷 4cm

へそ 右の傷 4cm

へそ 右下の傷 1cm

へそ 右下の傷 1cm

フィルムを剥がしてすぐの状態。

傷は塞がってきてます。

腹腔鏡手術で、本当に良かったです。