ヤシガニ発見 沖縄本島にて
またまた夜の見回り中。懐中電灯で何気なく隣の空き地を照らしてみると、素早く動くものを発見。
ん?猫かなと思ったら少し小さい。
んん?ハサミがある。カニかな?
素早く近づいてみる。
なにこれ?ヤシガニじゃん!
こんな一人芝居をしてたので、焦って写真ブレてます。
沖縄本島にいるとは知らず、ただびっくりしました。一番驚いたのは、動くスピード。
馬でいうと前足がヤシガニの尾部。後ろ足がヤシガニのハサミという感じでリズミカルにバックで逃げていた事です。
スピードは人間の歩く速さくらいでした。イヤほんとですよ。
動画が取れなかったことが悔やまれます。
コンクリートを登るヤシガニ
ちゃんとした写真を。
甲羅の大きさをちゃんと見たら手のひらくらいありますね。
なんか登ろうとしてます。
その重い体じゃ無理だろうと思ったら・・・
おおぅ!
簡単に登っていきます!
登っているのはコンクリートブロックです。
つかむ力も結構あるんだなぁと感心。
4段のブロックを簡単に登り切ってしまいました。
さすがヤシガニ。木に登るってのを間近に見れて良い経験になりました。
ヤシガニ:(英名:coconut crab)絶滅危惧種II 寿命は50年を超えるものも。沖縄本島には居ないと少し前まで言われていましたが、那覇や南城市で見つかってニュースになったりしています。
今でも沖縄本島内では北に生息が限定されていると考えられています。
ヤシガニの実態
ヤシガニは絶滅危惧種に指定されながらも、離島では食堂などで提供されていたりと扱いが良くわからない。
雑食なので、その個体の食べたものによっては食中毒の事例もあるとの事。
私は食べない。なぜならこの付近は殺虫剤を撒いたりしているので、それで死んだ虫やらも食べていると思ったら、絶対食べられないです。
食べている人は、観光客が多いらしいです。
沖縄の人も食べる地域と食べない地域があるとの事。
地元(北部在住)の人に話したら、「本島にいるんだねぇ~知らなかった。」とか「食べなかったの?美味しいらしいよ。」とか。
中には、「茹でて黒いままだったら毒を持ってて、赤くなったら毒はないから安心して食べれるらしいよ。」なんていう人も。
茹でた時の色で判断とか、毒の種類もさまざまだ思うし判断できないと思うけど。
結構レアみたいですね。そして、地元民で実際ヤシガニを食べた人は聞いた限り、いませんでした。
何とも絶滅危惧種に指定されたり食べられたり、人間に翻弄される気の毒なヤシガニ。
とりあえず逃がしました。
また姿を見せてくれよ~。ただし、この家の外壁は登るなよ~。じゃぁなぁ~。
閲覧、ありがとうございました。
追記
また違う日に見つけたヤシガニ。2匹目。
手のひらサイズですが、立派にヤシガニの形をしています。
正面からあまり見たことがないので撮ってみました。
またまた違う個体。自宅芝にてノソノソ動いていた個体。3体目。
せっかくなので、オスかメスか確認。
これまた海洋博公園ナイトツアーで教えてもらいました。
大きい個体は殆どがオス。
メスはあまり大きくならないとの事。
確実な確認方法は、
おなかの横に腹肢(卵を抱える腕)があればメス。無ければオス。
これはちょっと見づらいですが、メスですね。
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