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沖縄移住の現在と、経験談


沖縄の特徴

沖縄県 位置関係
沖縄県 簡易位置関係

ご存知の通り、沖縄県は島で構成されています。

本島は空路が充実しているため、羽田空港から気軽に来れる利便性があります。

(JAL調べ:羽田-那覇:12本/日 羽田-石垣・宮古:1~2本/日)

 

沖縄県民は約140万人。

西表島以南の人口は、合計で1万人程度。この人数を見れば人口密度という点だけでもだいぶ違うことが分かると思います。

ちなみに石垣島・宮古島での人口は各5万人ほど。

本島と離島は生活内容が別。と考えたほうが自然だと思います。


衣食住

沖縄の特徴的な家 イラスト

衣:防寒はそこまで必要ないので服代はあまりかかりません。

かりゆしウェア:沖縄では正装に値します。複数枚所持していれば、結婚式やお葬式もこなすことが出来ます。

 

食:かなり食材が特徴的です。好き嫌いは出るかもしれません。前もって体験したほうが良いと思います。

 

住:格安物件はありますが、基本的に安くはないです。

離島など一部の地域では家賃が上がってきて、元々の住人の負担が増えてしまっているようです。

物価:本島ではあまり感じませんが、離島だと物価が上がる傾向があります。


仕事

新人会社員 イラスト

契約社員の求人が多いです。

沖縄県の最低賃金は最低値。ただし、ほぼ同賃金が16県あります。

(令和2年度:¥792 全国平均:¥902 2021/07/25更新)です。

 

資格があれば就職は現時点で容易だと思いますが、金額の満足は難しいかもしれません。

資格がない場合での就職はどの都道府県でも難しいものがあり、それは沖縄でも同じと言えます。

ただし、マリンスポーツなど満足度を優先するのであれば、沖縄への就職はアリでしょう。

現在、人手不足の傾向が著しいです。選んだ職場次第ですが、以前より正社員になれる可能性が増していると実感しています。


環境

砂浜と海 イラスト

海:白い砂浜や青い海が特徴と言えます。

マリンスポーツなど好きな人にはこれ以上ない環境でしょう。

 

花粉症:花粉症の主な原因のスギやヒノキの花粉が飛ばないので花粉症の確率はかなり低くなります。

 

気温:何といっても暑さが特徴です。ただし、最高気温が本州のように40度を超えたことは一度もありません。

真夏でも35度程度が最高気温ですただし、夜間も30℃を超える気温が続くのでクーラーは必需品です。


行事・しきたり

沖縄のお墓 イラスト

沖縄独自の行事・しきたりがあります。

 

先祖代々の墓や位牌の継承を重要視します。

現在は継承の強制力が少し弱まっては来ていますが、先祖を大事にする事をとても重要視しています。

お正月や旧正月など、家族が必ず帰ってくるほど大事な行事になっています。

 

沖縄の方と結婚する際、判断材料の一つになるでしょう。


いろんな人がいるのでひとくくりで言うことは難しいですが、お酒や飲み会が好きな人は多かったです。

この他は、実際に来て本人に感じていただくのが一番でしょう。

 

人口:県の推定では、このままいくと2030年まで人口増が続くと発表されています。

人口が増えるということは消費が増え、仕事の安定が続くと言えます。衰退の一路しかない県の人口需要目的で働くのも一つだと思いますが、長いスパンで見ると沖縄への移住はメリットがあると言えます。

 

追記:一部、個人レベルで沖縄は来ない方が良いと声高に叫ぶ人達がいます。

優しさからなのか、自分の生活の不満を沖縄のせいにしているだけなのかは分かりませんが、多く移住してくれたほうが沖縄にとってメリットになると、大局的に考えられない方達だと私は思います。

帰郷する方が多いことも事実ですが、あまりノイズに惑わされないようにして下さい。(追記日:2019/11/8)


実際に移住した時の体験まとめ

現在私は沖縄に家を構え沖縄に長く住むことを考えていますが、今回の移住の前に6年間那覇に住んでいたことがあります。

ハローワークで需要と供給の合致があり、沖縄に初めて来た日に就職が決まりました。沖縄には親戚も知り合いも一人もいませんでした。

 

しばらく沖縄で生活してみて、一番感じたデメリットは窮屈さでした。

食材や生活など周りがすべて沖縄に囲まれていて、逃げられないような圧迫感が好きでなかったです。

最近はネットでの買い物が充実しているので物欲はある程度、消化出来るようになりました。

定期的に地元に帰る方は、窮屈さのストレスは軽減されることでしょう。

 

私のように沖縄に移住する人の中には軽い気持ちで来た方もいると思います。周囲の知人たちは何年かすると地元に帰る人がほとんどでした。実際、私も移住6年目で1回沖縄を出ています。

気軽に沖縄へ就職するのも構わないと思います。沖縄の風土が合えば私のように戻ってくる人もいますし、合わなくて沖縄に再来しない方もいるでしょう。相性は人それぞれですから、しょうがありません。

 

最後に、長い人生。私は何事も経験だと思います。給料は安いかもしれませんが、経験としての就職を考えている方がいるなら、私はおススメします。

その際、お手伝いできることがあれば協力してもいいかなと思います。

 

閲覧ありがとうございました。

 

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