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秋にかけての生き物


シリケンイモリ

シリケンイモリ
シリケンイモリ

11月の朝8時ころに初遭遇。

場所は庭の芝。

見た瞬間、イモリって水辺じゃないの?と思いましたが、実際いたからしょうがない。

 

近くに川も池のようなところもないのに不思議・・・

最近雨模様ではありましたが、庭にいるとは驚きです。

 

のそのそ芝を闊歩してました。


シリケンイモリの腹部
シリケンイモリの腹部

写りが悪くて申し訳ないですが、腹部です。

見事なオレンジ。

 

シリケンイモリはフグと同じテトロドトキシンという毒を持っています。

素手で触らないほうが良いです。

外敵に毒を持っているのを知らせるために毒々しい色をしているそうです。

場合によっては腹をわざと外敵に見せて毒アピールすることも。

 

注:テトロドトキシン:経口LD50=0.01mg/kg

計算通りだと 1kgのマウスが0.01mgのテトロドトキシンを経口摂取した場合、半分が死ぬってことです。

人間で50kgだとすると0.5gで半分死にます。

小さじ半分の量(約2.5g)で人間がほぼ★になってしまうと考えると、かなりの毒です。

 

実際、シリケンイモリがどれだけの量の毒を持っているかは不明(かなり少ないと言われていますが、成長環境で変わると考えられている)ですが、怖いですね。

 

ナメクジを食べて死んだ人(あれは広東住血線虫症が原因か)もいるそうなので、油断は禁物です。


マダラコオロギ

マダラコオロギ
マダラコオロギ

最近まで大量発生していたマダラコオロギ(マツムシの仲間)

これは産卵管が無いのでオスですね。

 

鳴き声はジッ ジッ と鳴きます。

 

木に登ることで外敵からの捕食を防ぎます。

これが厄介で、ソーラーの基礎部分のかなり上まで登ります。

真上にいると落ちてきそうでビビりますね。

 

朝に足だけ残ったりしていますので、何かに捕食されているようです。

コオロギは牛肉より高タンパクなので、捕食者にとってごちそうなのでしょう。


タイワンクツワムシ

こげ茶のタイワンクツワムシ
こげ茶のタイワンクツワムシ
緑のタイワンクツワムシ
緑のタイワンクツワムシ

二種ともタイワンクツワムシです。

成長過程の違いか、色が全然違います。

もっと黒っぽい個体も遭遇歴あり。

 

鳴き声は ジジジジジジジジジジと際限なく鳴きます。

近づくとジジジジジジジ・・・と鳴きやみます。

 

もともとブログを始めたのは、この大きなタイワンクツワムシを見て衝撃を受けたからです。

懐かしい。


ナナフシ

ナナフシ
ナナフシ 見つかりました?

わざとアップにしていません。

 

見つかりましたか?

ヒントは真ん中です。

 

ナナフシは飛ぶナナフシ飛ばないナナフシがいるのをご存知でしょうか?

この写真のナナフシは羽が無いので飛びません。

 

飛ぶナナフシは羽がお尻部分に器用に折りたたまれていて、直線的に飛びます(移動で飛ぶ程度ですが)。

以前遭遇した飛ぶナナフシの名前はタイワントビナナフシだったと思います。

写真を撮っておけばよかった・・・


最後に

孵化したてのナナフシ
孵化したてのナナフシ

おそらく生まれたてのナナフシです。

体調は2cm位でしょうか。糸のようです。

 

風に乗ってふわっと行ってしまいました。

 

・・・

まだまだ出会った生き物のストックは有りますので、その内まとめて紹介できればと思っています。

閲覧、ありがとうございました。

 

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