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コウガイビル(太い!大きい!)に遭遇。


コウガイビルとは

オオミスジコウガイビル

コウガイビル:名前にヒルとあるのでヤマビルのように吸血をするヒルを想像されると思いますが、吸血はしません。

エサはナメクジやカタツムリなどの軟体生物です。

 

沖縄独自の生物ではないのでブログを見ている方の身近にいる可能性があります。

生息場所:乾燥に弱く、湿った岩の下や朽ち木にいます。

活動:いつも雨の夜に見かけるので、雨の夜が最も活動する時間だと考えられます。

こちらの個体はオオミスジコウガイビルと思われます。


今までの小さいコウガイビル

小さいオオミスジコウガイビル

8月の台風の時期に良く見た個体。1~2cm。線が1本なのでクロスジコウガイビルと思われる。

乾燥したオオミスジコウガイビル

乾燥してコンクリートにくっついた個体。

かなり頑固にくっついていて困ります。

ケルヒャーなどで掃除するのが良いと思います。



灰色に黒線3本のコウガイビル

コウガイビル

他の日にいたあまり見ない個体。

猫のサバトラのようなコウガイビル。

ちょっとかっこいい。

 

たぶんクロスジコウガイビルで間違いなさそうですが、灰色の体に黒の線が3本。詳細な名前はわかりません。 

頭にまで線が入っているとは入れ墨を連想させます。

 

この個体の名前が分かる方はご教授願いたいです。


極太のコウガイビル

クロイロコウガイビル 黒いコウガイビル

12月。20時頃に芝にいた個体。

初めはヘビかな?と思いましたが、動きが鈍いので近づくと、コウガイビル。

クロイロコウガイビルと思われる個体。

太い コウガイビル クロイロコウガイビル

コンクリートに移動して測定。

デカい!

長さは30cmですが、太さが1cmを超えてました。



実験

半分に切って実験 コウガイビル

調べたところ、プラナリアと近い生物なので再生能力もあるとの事。

針を刺すと、穴もふさがるそうです。

 

再生するところを見てみたいので、半分にチョキン。

 

乾燥に弱いので水を入れて様子を見てみました。


実験結果

結論から言うと、実験は失敗しました。

3日ほど水を与えて様子を見ましたが、切り口が再生した様子はナシ。

頭側の方はまだ動きがありましたが、下側はほとんど動きナシ。

時間が必要なのか、餌がなかったのがダメだったのか理由は不明。

外に放した後、頭側はどっかに消えて下側はそのままカピカピに乾燥。

 

実は、オオミスジコウガイビルでもチョッキン実験は失敗してます。

もっと簡単な実験からしたほうが良さそうですね。

 

調べたところ、切ったときに自分の消化液が傷口を溶かしてしまうと失敗するようです。

難しいですね。

 

また機会があれば実験してみたいと思います。

閲覧ありがとうございました。

 

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