簡単な系図
キーツマンゴー(凱特芒果)

①
実:追熟型 かなり大きく成長 筋は少なめ
追熟しているかを見極めるのが大変。
販売は愛文より後にずれやすい。
成長:良い。
昔は、「キーツは二年に一回の収穫」と言われていた。
それだけ収穫が難しいとも言える。
レッドキーツマンゴー(赤凱特芒果)
キンコウマンゴー(金煌芒果)

③
実:大きく成長する。最大1.5kgほどまで成長。小さい実の方が糖度が高い。実が小さいか大きいかは、摘果するかどうかによる。
成長:露地栽培でも数年収穫出来ています。
個人的には、かなりお勧め。
放っておくと、上にどんどん伸びていきます。
アーウィンマンゴー(愛文芒果)

④
一番販売されている種類(体感、市場の95%以上)。実が沢山付くので農家としては作りやすい。大きくなっても1kgは越えない。
芒果独特の癖がなく食べやすい。赤い外観も好まれて、多く生産されている。
成長:虫による被害が多い。また、炭疽病(雨)に弱く、殺菌剤なども定期的に必要。
あくまでハウス栽培が前提の品種。
ギョクブンマンゴー(玉文芒果)

⑤
台湾ではアーウィンに次ぐ販売量。
少し繊維崩壊しやすい。
糖度も高く、繊維が少ない。
成長:成長はしやすい。
枝が少し弱い。強風の後にかなりしなっていることが多い。
上でなく、横に広がりやすいと感じる。
シースーマンゴー(西施芒果)
タイノウマンゴー(台湾農業一號芒果)

⑦
実:小さめだが、糖度はかなり高い。筋もない。収量は多くないらしい。蜜芒果と呼ばれることもあり。
成長:かなり強い。一度台風で太い枝が数本折れてしまい枯れるかと思われたが、そこから復活。
新しい葉の量も多い。逆を言えば、剪定がかなり必要。
マハチャノックマンゴー

⑧タイ原産の品種
実:黄色で細長い。いわゆるペリカンマンゴーのような形。ドライマンゴーで目にすることが多い品種。
セブンイレブンの冷凍マンゴーがこの品種だった。なので、味に問題はないと思われる。
成長:地植えしてからはかなり順調。花もたくさん咲く。ただ、収穫はした事かがないので、収穫量などは謎。
あまり育てている人は聞かない。
ふるさと納税で入手。
ヘイシャンマンゴー(黒香芒果)

⑨ 元々は日本の品種
実:大きさなどは不明だが、独特な風味がある。(ロンガンの風味)
ネット検索で見ると、色は緑で大きくはならない品種のようです。
成長:少し遅い。樹勢は強くはないように感じる。
土マンゴー(土芒果)

⑩タイの原種。現地では、ドマンゴーと呼ぶこともあり。
実:実は小さく種が大きいので可食部は少ない。筋もあるが、糖度はかなり高い。
かなり癖があるが、好きな人は多いらしい。
うまく行けば、実がメチャクチャつくそうです。
販売には向かないが、趣味ならおススメとのこと。
成長:特に気になる点は無し。
台木として使用されることが多い。
参考
https://www.newsmarket.com.tw/blog/154445/
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