第一弾 6/1 収穫分
枝ごと折れて落ちていたマンゴーを、その日に収穫。
去年も6月の初旬に収穫(去年は台風が来た為仕方なく収穫)したので同条件でどうだか比べてみました。
去年の様子(2023年)
何回かに分けて収穫予定です。
*今回のマンゴーは、すべて追熟が必要な「キンコウマンゴー」になります。
6/9(追熟8日)
追熟8日(小さいマンゴー)
触ってみたところ、柔らかくなっていたので切ってみました。
上部分は糖度11度。下は10度。
下の緑の部分は酸味が強い。
まだ不十分の様相。
6/14(追熟13日)
追熟12日(大きめのマンゴー)
糖度10度から11度。甘味は弱め。ですが、味はまごうことなきマンゴー。
切った後に冷蔵庫に入れ、水分が少し飛ぶとかなりおいしくいただけました。
ただ、満足かと言われれば不満足。
第二弾 6/15 収穫分
小さいのも含め、約30個収穫。(これ以上は大きくなりそうになかったので)
実の全体の2/3の数。
残りは7月を過ぎてから収穫予定です。
残りのマンゴーの中には収穫が難しい高さにある実も。
やはり樹勢を調整する必要性を痛感しました。
追熟が進んだら、追記します。
6/21(追熟6日)
小さいものが数個柔らかくなってきていたので味見。
糖度:15度
中々のおいしさ。青臭さもなし。
これなら、満足ですね。
小さいので、そのままかぶりついて食べました。
6/25(追熟10日)
今回の収穫分は、約15度あたりがほとんどでした。(大きいマンゴーは11度程度)
収穫を遅らせると、糖度が上がる傾向があるようです。
14日経つと、一部が黒くなってくる個体が増えてきました。
第三弾 6/29 収穫分
14個収穫。木に残しているのは、約20個弱。
今回の収穫時に気づいたのは、切断面から樹液がほとんど出なかったこと。+今までより実がかなりカッチカチ。こんこんしてみましたが、固いリンゴのよう。
糖度が上がっていることを願って追熟し、結果報告します。
7/3(追熟4日)
触ってみて、少し柔らかくなってきていたので試し切り。
早かったようで、実が固い。
そして、食べると粉っぽく感じる。糖度は24度。結局は食べましたが、いまいち。
他のマンゴーに期待。
7/5(追熟6日)
左は傷んできたと思ったので切った個体。
メチャクチャうまい。糖度24度。そして柔らかい。
右は、追加して切ったマンゴー。あれ?固いのもあり。糖度は・・・水分が少なく苦戦。
糖度は平均23度。
早かったようです。見た目からの判断は難しいですね。
第四弾 2024/7/10 収穫
気温がずっと高いのもあってか、小さ目のマンゴーは追熟が早かったです。
糖度は24~25度。
めちゃ甘い。
生まれてずっと沖縄の方も、農業試験センター(すでに退職されてますが)の方も、絶賛してくれました。
1kg overのマンゴー。
糖度は15度。
やはり大きいと糖度は低め。
ただし、果汁もたっぷりな感じで、これはこれで美味しい。
こちらも沖縄の方に絶賛されました。
参考:冷凍してみた。
冷凍して二日経過後、自然解凍してカット。
結果:実がふにゃふにゃ!
味は同じでも、触感がかなり良くない。
冷凍して親に送ろうとしましたが、これはダメですね。
一度冷凍したら、凍ったまま食べるのが良さそうです。
第5弾 2024/07/20~23 収穫分
この時期に収穫したものは、最後まで残していただけあって、実自体が身割れしていたり、すでに黒くなりかけていた個体が多く、追熟(約一週間)まで耐えられない個体が多かったです。
最後のマンゴーも、身割れに気づいて収穫。黒点が広がるのも早く、結局3日ほどで食べました。
糖度は24度ありましたが、追熟不十分のため、粉っぽいような印象が残りました。
知識的な収穫
・台風が来ないと、キンコウは60個ほど収穫できる。(摘果なしで)
・収穫は、遅ければ良いという事ではない。
・小さいマンゴーの方が糖度は上がる。
・冷凍後の自然解凍は美味しくない。
・枝の切断面から樹液が多く出るときは、まだ早い。
・枝を切る際、実から1cmほどは残した方が良さそう。
・身割れしてきたと思った場合は、早めに収穫する。
・追熟は常温で6日は掛かる。
・おそらくキンコウでの糖度は25度が限界に近い。
来年は袋掛けしてみようと思います。
これから、しばらくは剪定と肥料のタイミングに勤しみます。
以上、2024年度の収穫の記録になります。
閲覧ありがとうございました。
現在育成中のマンゴー(9種)はこちら。